会期: 2019年6月8日(土)~6月22日(土)日曜休館
開館時間: 月曜~金曜 10:00~ 17: 00 土曜 10:00~ 13:00
場所: 在日スペイン大使館展示室 東京都港区六本木1-3-29
入場無料
優しさや美しさの記憶を popな写真表現で!
古田 史は、子供の成長とともに思い出に変化していった大切なものたちを撮影し、キャンバス地へ転写した作品で知られる。
家族やものへ対する優しいまなざしと、これまでに滞在した其々の国の持つ文化や色彩の影響をエッセンスとして反映させた独自の世界感をもつ写真家である。
今展は、スペイン大使館が奨励する日本人作家として大使館の協力により開催される。
大使館の建築空間を生かし、これまでの集大成に新作を加えて展開。
江戸時代から継承された江戸から紙や阿波和紙、掛け軸、帯など日本の伝統芸術からドールハウス作品まで彼女が次世代に残したい芸術とのコラボレーションも含め古田 史の世界観を立体的に紹介する。
Memory of the things 手作りのコットンのサマードレス。3世代に受け継がれるコットンブラウス。作家の夫の伯母が編んでくれたウールのドレス。手作りの帽子や靴下は彼女の娘たちを優しく包んだ。見るたびに色々なことが思い出される愛情の詰まったかけがえのないもの。大切なものの声を聴きながら作った数々の作品を紹介。
Mother´s love 子供たちの成長を祈り一針一針刺繍をしていく中国小数民族の母親たち。彼女たちの愛情に満ちた衣装に共感した作者が作り出した新たな色彩とデザインの世界を紹介。
その他、スペインの子供が大好きなグミ。カラフルな色のグミを平面に並べることで作られたGominola Candyシリーズ。望郷の念から生まれたJapanese Roomシリーズも展示予定です。
コラボレーションイベント
6月19日(水)14:00~ 15:00
”花を紡ぐ” 華道家 平間磨理夫 トークとフラワーインスタレーション
華道家 平間 磨理夫
花と向き合う時間が、人生を豊かにする要素に満ち溢れていることに
驚かされる毎日。神が宿るもの、あるいは神を迎えるものとして、
いつも人々の生活により添ってきた花。
いにしえを繙きながら、これからも続く花と人との関係を
より楽しい出来事に更新すべく、様々なアプローチで発信している。
花をいけることの魅力を伝えるため、
日本ばかりではなく、アジア、アメリカなどで展覧会、ライブパフォーマンス、
舞台装花、デモンストレーションなど、活動は幅広い。
近年は、次世代が活躍できる場の創出にも力を入れ
全国高校生花いけバトルの企画運営にも携わる。
6月8日(土)11:00~12:00
ガルシア.ロルカを巡る「ムジカ.ファンタジア」監修: 伊左治直(作曲家)
演奏: 亀井庸州(バイオリン)岡野勇仁(ピアノ)伊左治直(パーカッション)
作曲家 伊左治直
1995年東京音楽大学大学院修士課程修了。在学中、作曲を西村朗に、中世西洋音楽史を金澤 正剛に師事。日本音楽コンクール第1位。 日本現代音楽協会作曲新人賞、芥川作曲賞、出光音楽賞、佐治敬三賞を受賞。
6月12日(水)14:00~15:00
「スペインへの風音 マンドリンとギター」
演奏: 所沢マンドリンクラブ
企画 古田史
監修 田辺千香子
協賛 株式会社山野楽器 金谷ホテル観光株式会社 JOHN KANAYA 株式会社マーケットエン
展示協力 株式会社アムゼ アワガミファクトリー 江戸から紙東京松屋
小川富美子(ドールハウス作家) AYAHA(近藤あや) 渋谷の掛け軸屋
株式会社ドガ.ガートル 箱根ドールハウス美術館 株式会社ピエロタ
平間磨理夫(華道家)
協力 スペイン大使館
企画協力 株式会社ガスエナジーいわき アルテエナジコ事業部